潮位は、月の運行に伴い、通常、1日2回の満潮および干潮を繰り返します。ここに掲載している満潮(干潮)は、調和定数をもとに予測した天文潮位の極大値(極小値)です。
該当する満干潮が存在しない場合は、満潮・干潮の欄を「*」としています。
月の状態が、朔(新月)、下弦の月、望(満月)、上弦の月に該当する日には、以下のマークを記載しています。
朔(新月)、望(満月)に当たる日の前後数日間は、潮位の満潮・干潮の差が大きくなる「大潮」となります。また、上弦の月、下弦の月に当たる日の前後数日間は、潮位の満潮・干潮の差が小さくなる「小潮」となります。
潮干狩りには、潮位が低い時間帯が適しています。なお、最も潮位が低くなるのは、大潮期間の干潮時刻前後となります。およびのマークが記載してある日前後の干潮時刻を参考にして下さい。
ここに掲載している毎時潮位は、調和定数をもとに予測した天文潮位の1時間ごとの値です。なお、グラフは毎時潮位のデータを元に作成しています。満潮・干潮における高さは、グラフに反映されませんので注意してください。
潮位表は、大潮の平均的な干潮面の高さを基準(海図の水深0mにほぼ相当)として、予測潮位(天文潮位)を掲載しています。「MSL-潮位表基準面」の欄は、大潮の潮位の片振幅に相当する、MSLの潮位表基準面からの高さです。「潮位表基準面の標高」の欄は、潮位表基準面の標高です。これは、「MSL-潮位表基準面」と、表に記載している「MSLの標高」(平均潮位の標高)をもとにして換算します。潮位表基準面と実際の潮位の観測基準面は異なりますので、潮位表と観測潮位をそのままの数値で比較するとずれが生じます。このため、両者を比較する際はそれぞれを標高基準上の値に変換するなどの方法を用いると便利です。標高への変換値は年ごとに更新していますので利用の際はご留意ください。潮位観測情報の潮位偏差はこのような方法で算出しています。
気象庁